マイケルさんのMLB教室第⑧回

とりあえずレギュラーシーズンも終わり。
日本野手陣はある程度満足いったん結果ですよね〜。
投手陣の話を聞かない・・・
明日から熱いポストシーズンっすよ!

さてさて今日は〜
シカゴ・ホワイトソックス
で行きましょうか!井口選手が所属する南米系チーム。
英語よりスペイン語をよく使うらしいです。
1901年にアメリカンリーグ創設とともに加盟した歴史あるチーム。
レッドソックスに対抗して当時ホワイトストッキングスと呼ばれていたが、加盟時に短縮されホワイトソックスになった。
1901年からず〜っとシカゴにあるチームで
ワールドシリーズ2度制覇
リーグ優勝5回
地区優勝4回
今年アメリカンリーグ西地区で優勝決め6回目。
スタジアムは2003年までコミスキーパークでそれ以降すげぇ〜きれいなUSセルラーフィールドに変わる。
筆頭オーナーは同じシカゴにあるバスケットチームのブルズの系列オーナー。
有名選手はコントレラスとかでしょうか?
打線はポール・コネルコ一塁手(.277、41本、117打点)や、アーロン・ロワンド外野手(.310、24本、69打点)、ホアン・ウリーベ遊撃手(.283、23本、74打点)といった、昨季リーグ1位タイの242本塁打を記録した中核打線が見もの。
そして「ビッグハート(Big Hurt;破壊者)」と呼ばれ、恐れられるフランク・トーマス
この人436本塁打打ってます。

さてこのチームの歴史を紹介する上で焦点となっていくのが、MLB史上最悪の八百長事件
ブラックソックス事件」です。
それ以降(1917年以降)歴史あるチムなのにホワイトソックスワールドシリーズ優勝していません。
1917年年間100勝やシコットの28勝12敗防御率1.53ノーヒットノーランなどを飾ってWS優勝するなど最強の名を欲しいままにしていた、ホワイトソックス
1919年に2年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたが選手の待遇が不当であった。
さっき紹介したシコット選手は30勝でボーナスというオプションが付いていたが29勝したあと3週間も試合が残ってる中登板機会がなかったという。
そんな不当待遇のなか、WSを迎えレッズと対戦下馬評では圧倒的にホワイトソックス有利であったが掛け率(どっちが優勝するかのギャンブル)がレッズの方が高いことから、八百長の噂が広まった。
実際第1戦シコットが6回KO。
第2戦ウィリアムスが四球を連発。
2連敗であまりのふがいない内容にキッド・グリーソン監督は八百長が行われていることを確信した。
不遇を受けていた選手たちが八百長をもちかけられ無視しないわけがなく、ファーストを守るチック・ガンディルがボストンの賭博師に八百長を持ちかけたことが、後に「ブラックソックス事件」と呼ばれる大スキャンダルへ発展するのである。
結局3勝5敗でレッズがWS優勝
その後、あっという間に噂は広まり、法廷まで持ち込まれることに。
裁判所ではシコットやジャクソンも八百長を認める発言を行ったが、裁判の結果は全員無罪というものだった。しかし、メジャーリーグの初代コミッショナーに就任したばかりのケネソー・ランディスは無罪と宣告された8選手に対して、永久追放を告げたのである。こうしてこの8選手は球界からはじき出される結果になったが、オーナーのコミスキーに対しては何のお咎めがなかったことが、八百長に加担した選手からすれば腑に落ちない点でもある。

ってな感じです。
今年はプレーオフ進出しましたのでせめてWSまでこぎつけて欲しいもんです。汚い過去を洗いチーム名通りきれいな白い靴下になるために!